タクシー無線は、タクシー会社の本社・営業所等と、移動体である各タクシーとの間を無線回線で結び、乗客の注文に応じてタクシーの運行・配車等を迅速、かつ円滑に行うためのシステムです。


略 史

昭和28年10月(1953) 北海道のタクシー会社が、60MHz帯を使用した無線局を開設
昭和34年  (1959)
 〜37年
タクシー事業における無線利用の需要に対応するため、選択呼出し装置(セレコール)を導入
昭和39年 5月(1964) 400MHz帯での2周波集中基地方式の採用。これにより、60MHz帯及び150MHz帯の使用は、昭和46年5月31日で停止
昭和39年11月(1964) 東京特別区内400MHz帯タクシー事業用として(財)移動無線センターが集中基地局を開設
昭和40年11月(1965) 横浜市のタクシーがAPI装置(タクシー車両の所在位置を音声によらずに確認するもの)を採用
昭和50年  (1975) 大阪市のタクシーがAVMシステム(タクシー車両の所在位置を自動的に表示するもの)を採用
平成 7年  (1995) タクシー事業にもMCAシステムを導入
平成15年  (2003) デジタル方式を導入