○ 防護無線
 防護無線は、線路等に異常が発生した場合、乗務員は防護無線の電波を発射して他の列車運転士に警告を行い、列車運行の安全を図るための無線システムです。

○ 踏み切り監視レーダ
 レーダで常時踏切の監視を行い、障害物を感知した場合、乗務員に通報します。
 円筒から発射されたレーダ電波は、障害物があれば反射して戻ってくる電波が感知されます。

踏切安全装置


○ 地震システム

 地震感知列車自動停止システムは、地震情報を変電所に伝送することにより、トロリー線への加圧を停止して、一刻も早く列車の速度を低下させるシステムです。

【参考】
 地震波の速度は、秒速4.5kmなので、海岸から線路までの距離に応じて、時速210kmで走行中の列車を時速180〜165km程度まで低下させることができ、万一の場合の被害を軽減できます。
 


  海岸検地点は、各新幹線に対応して選定した海岸地点に配置されています。

地震感知情報を変電所に伝送する地球局