FM(周波数変調方式)放送は、76MHz〜90MHzまでのVHF帯の周波数を使用し、音声信号の強さ(強弱)に応じて電波(搬送波)の周波数を変化させる周波数変調を採用しています。中波放送に比べて雑音の影響が少なく、音声を広い周波数帯域にわたって忠実に伝送できます。
 昭和44年12月に放送が開始されました。


FM放送の特徴

  • 音質が優れており、ステレオ放送が可能である。
  • 音楽番組を中心に普及した。
  • FM多重放送等、ステレオ放送、データ放送(見えるラジオ)が実施された。
  • VICSに関する情報の伝送が行われる等、放送と通信の融合にはじめて道を開いた。

 

FM放送の信号の構成


FM放送のアンテナ
(上部4段のアンテナ)
電力増幅装置 FM放送の送信設備

 


送信機とアンテナを接続する装置

 

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