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警察通信には、警察庁と管区警察局及び都道府県警察本部間等を、@マイクロ波回線または衛星通信で結ぶ固定通信系、Aパトロールカーの移動通信機と県警本部間等を結ぶ移動通信系があります。また、B警察官が携帯する携帯型移動機と警察署間の通信を構成する移動通信系があります。
また、中波ラジオ用の周波数1620kHzを使用して自動車の運転者に向けて道路交通情報を提供するC路側通信システム、或いは、マイクロ波を使用して交通量を測定するD交通量検知システム等があります。
略 史
昭和30年(1955) |
超短波帯移動通信機を全国の警察機関に導入 |
昭和32年(1957) |
全国マイクロ波無線回線導入 |
昭和50年(1975) |
衛星通信、携帯無線、ヘリコプタに搭載した画像伝送、移動通信系にデジタル方式を導入 |
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【参 考】
警察通信等に使用する、固定自営用マイクロ波周波数の動向
昭和27年10月(1952) |
4GHz帯 日本国有鉄道導入 |
昭和29年(1954) |
2GHz帯 電気事業用マイクロ波回線導入 |
昭和35年(1960) |
6.5GHz, 7.5GHz帯 960chアナログ方式導入 |
昭和38年(1963) |
12GHz帯 60ch河川管理用マイクロ波回線導入 |
昭和58年(1983) |
6.5GHz、7.5GHz帯、576ch
12GHz帯 288ch方式導入 |
平成11年(1999) |
6.5GHz、7.5GHz、12GHz帯 3Mbps〜104Mbps方式導入 |
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警察無線通信の全体の利用イメージは、図のようになっています。
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