概 要
 空港MCA(MCA:Multi-Channel Access System)サービスは、空港を中心に、航空機の運航や空港の管理運営等に幅広く活用されています。
 これまで800MHz帯を用いたアナログ方式の空港MCAが成田、羽田、関西、及び那覇の各空港で使用されてきましたが、新たな方式として、400MHz帯を用いたデジタル方式の導入が羽田、成田、中部の各空港で始まっています。

略 史

平成 2年
(1990)
日本空港無線サービス(株)が成田空港において800MHz帯のアナログ空港MCA方式で運用開始
平成 5年
(1993)
アビコム・ジャパン(株)が羽田空港において800MHz帯のアナログ空港MCA方式で運用開始
平成 6年
(1994)
関西国際空港情報通信ネットワーク(株)が関西空港で800MHz帯のアナログ空港MCA方式で運用開始
平成16年
(2004)
アビコム・ジャパン(株)が羽田空港において400MHz帯を用いたデジタル空港MCA方式で運用を開始
平成17年
(2005)
中部国際空港(株)が中部国際空港において400MHz帯を用いたデジタル空港MCA方式で運用開始
日本空港無線サービス(株)が成田空港において400MHz帯のデジタル空港MCA方式で運用開始

 

(1)空港MCAの利用イメージ

 

(2)基地局装置

基地局アンテナ装置
 

空港MCA送受信装置及び端局装置

日本空港無線サービス(株)提供



(3) 端末装置

卓上型端末機(A)
卓上型端末機(B)


  ○ 各種車載型端末無線機

車載端末機(A)
車載端末機(B)

車載端末機(C)

携帯端末機(A) 携帯端末機(B) 携帯端末機(C)