マクスウェル(1831-1879)は、アンペールの法則及びファラデイの法則等から電気と磁気の性質を次のようにまとめ電磁波の存在を1864年に予言しました。
(1) 1種類の電荷の力は放射状に直線的に広がる。(ガウスの法則)
(2) 磁気の力はループ状につながっている。(ガウスの法則)
(3) 電気が変化すると磁気が生まれる。(アンペールの法則)
(4) 磁気が変化すると電気が生まれる。(ファラデイの法則)

  これらの関係を数式(マクスウェルの方程式)で表わして、電気と磁気が一体となって伝わる電磁波という波が存在することと、光はその一種であることを(1864)予言したのがマクスウェルというイギリスの学者です。
電磁波を予言したマクスウェル