◆静電気の歩み

静電気の発見
(BC600)
ギリシャのタレスは琥珀(electron)をこすると物を吸い付けることを見付けた。(1891にストウニ(英)が電子をエレクトロンと命名)
摩擦起電機の発明
(1642)
ゲーリッケは硫黄の球を回して静電気を発生させる起電機を発明した。
ライデン瓶の発明
(1745)
ドイツのライデン大学のミュッセンブルークが静電気を貯めるライデン瓶を発明した。
雷は電気現象
(1752)
米国のフランクリンが凧を使って、雷は電気であることを証明し、避雷針が実用化された(1753)。
静電気式電信機
(1774)
ルサージが静電気を使った電信の実験をした。(実用にはならなかった)


◆磁気の歩み

磁気の発見
(BC600)
ギリシャのタレスがマグネシア地方から磁鉄を見付けた。
(マグネットの語源)
磁針の発明
(1269)
フランスのペレグリヌスは磁針を発明した。(羅針盤に応用)
地球は磁石
(1600)
英国のギルバートは地球は磁石と指摘した。


◆動電気の歩み

電池の発明
(1800)
イタリアのヴォルタが電堆(電池)を発明(流れる電気の誕生)した。(化学的エネルギーを電気的エネルギーに変換)
電気と磁気が合体
(1820)
デンマークのエルステッドが電流が磁針を動かす(閉じた磁界を作る)ことを発見した。(電気から磁気)
電磁石の発明
(1825)
英国のスタージャンが電磁石を発明(電流→磁気→力)した。
電磁誘導の発見
(1831)
英国のファラデイが電磁誘導現象を発見した。(磁気から電気)
電信機の発明
(1837)
米国のモールスと、英国のクックとホイートストーンが電信機を発明した。
発電機の発明
(1840)
米国のアームストロングが発電機を発明し、ドイツのジーメンス(1866)が実用化した。(力学的エネルギーを電気的エネルギーに変換)


◆電磁波の歩み

電磁波の予言
(1864)
英国のマクスウェルが電磁波の存在を予言した。
電波の実証
(1888)
ドイツのヘルツが電波を実証した。
通信への実用
(1895)
イタリアのマルコーニが無線電信機を発明した。